皆さん、自宅待機ライフをいかがお過ごしでしょうか。カリブです。
以前、引越しの際に泣く泣く手放した漫画たちをご紹介しました。
今日はそんなマンガ断舎利を生き残った精鋭たちをランキング形式でご紹介したいと思います。
それぞれの作品に対する、「面白かったポイント」の箇条書き+αでお伝えします。
カリブ家に残った面白い漫画ランキング10
第10位:ワンパンマン

- 「アイシールド21」の村田雄介が作画を担当
- どんな敵でもワンパンで倒してしまうという設定も独特で面白い
- 前半はギャグ多め、後半ほど脇役に焦点を合わせたストーリー展開
- 魅力的なキャラが多く、話の続きが気になる
最近アニメ化も果たし、知っている人も多いのではないでしょうか。
私は原作者がインターネット上で漫画を公開していた頃から見ていますが、オリジナルと漫画とでストーリーが結構違います。
これを見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
第9位:鋼の錬金術師

- 壮大な大風呂敷を広げて見事に畳み込んだ
- 独自の世界観と錬金術の設定で引き込まれる
- 軍人と民間人、国家間の思惑など政治的な話もある
- 戦闘シーンに迫力があり、決着から決めゼリフまでの流れが綺麗
- とにかくオッサンがかっこいい
こちらも一昔前にアニメ化・映画化した関係で結構メジャーな漫画ですね。
私は連載当時から雑誌で購読していたので、当時のワクワク感が忘れられません。
全27巻とけっこう長いのですが、ストーリーに引き込まれると一気に読みきることができます。
第8位:ハイスコアガール

- 90年代の格闘ゲームブームを思い出す
- 少年時代に駄菓子屋へ通った記憶が蘇る
- 作者の作品の中では珍しくハッピーエンド
- 絵柄に味があり、ヒロインの大野と日高がかわいい
- 主人公に毒が無く、三角関係になっても安心して見ていられる
こちらも最近、いつのまにかアニメ化していましたね。
特定の年代の男子にはグッと来る内容です。ゲームセンターの格闘ゲームで対戦した記憶が蘇ります。
主人公の母親が若くて可愛くて仏のような慈愛に満ちていますが、こんな母親がいたら人生勝ち組だと思うのは私だけでしょうか?
第7位:魔法先生ネギま!→UQホルダー
最初は学園ラブコメ 主人公が第一話で死亡
魔法先生ネギま!
- 主人公のネギは魔法使いで小学生(でも中学校の先生)
- クラス30人全員がヒロイン扱い
- 途中から魔法と異能の能力バトル漫画に。
- 登場人物の過去・現在・未来が複雑に絡み合うストーリー
- ラッキースケベ多め
UQホルダー
- 前作と関係ありそう?→主人公がネギの孫だった
- 相変わらず異能バトル全開
- 敵味方ともに「不死」のため独特の戦闘スタイル
- キリヱかわいいよキリヱ
- やっぱりラッキースケベ多め
「ネギま!」が全38巻、「UQホルダー」が22巻で連載中という壮大なストーリー。
最初は「ラブコメかよ・・・」と思って見ていたら急に手に汗握るバトル展開に。
女性キャラが多いが、それぞれの人物を掘り下げるエピソードも散りばめられているため、
「推し」キャラを探す楽しさもある作品です。
第6位:スプリガン&D-LIVE!
スプリガン
- 古代遺跡とオーパーツを巡る特殊組織同士の攻防を描く
- 主人公は高校生で傭兵
- 強化スーツを着て異能キャラを物理で制圧
- 妙に説得力のある設定、一話ごとに一本の映画を見ているような構成力
- 染井吉野かわいい
D-LIVE!
- 主人公はエンジンの付いた物なら何でも乗りこなせる設定
- やっぱり高校生で傭兵(エージェント?)
- 操縦技術のレベルが高くて多岐にわたる(列車とか遠隔ロボットとか)
- 実在するマシンなので現実味がある
- これも読後感がアクション映画1本見終わった気分になる
この作者の漫画が好きすぎて2つ選んでしまいました。
世間的には「ARMS」とかの方が有名なんでしょうけどね。
とにかくアクション映画が好きなら必読だと思います。
第5位:もやしもん

- 主人公は肉眼で菌が見える農大生
- 幼馴染が大学で男の娘デビュー
- 発酵食品についてのウンチクが凄い
- 画面内の書き込み量がハンパじゃない
- 日本酒が凄く飲みたくなる
カリブが大学生のころに連載開始され、まんまと日本酒大好きにされました。
主人公の「菌が見える」能力をゆる~くストーリーに絡ませながら、脇役たちの恋愛模様や家庭問題などを解決していきます。
菌たちのデフォルメされた造形が可愛くてたまりませんね。
第4位:それでも町は廻っている
- メイド漫画と思った?残念、ほのぼのミステリー解決漫画でした。
- 主人公は推理小説作家を目指す女子高生
- 登場人物が素朴で等身大に描かれている
- ジャンル分け不能なストーリー、日常とミステリーが同居している感じ
- 台詞回しとテンポで笑わせに来る
あまり知られていませんが、昔アニメ化もしていました。オープニングの出来のよさは必見ですね。
掲載誌がマイナーな割にはよく売れたと思います。
カリブも1巻をジャケ買いしてからその魅力にハマりました。
肩の力を抜いて見られるし、そこそこミステリーな展開&トリック解明のカタルシスが得られるので、息抜きに見るのもいいですよ。
第3位:GS美神~極楽大作戦!~

- 西洋のオカルト知識が身に付く
- 主人公の美神と脇役の横島・おキヌちゃんのトリオ漫才が面白い
- アシュタロス編は実質横島が主人公
- 登場キャラ(人外)がみんな可愛い
- シリアスな場面もギャグで乗り切る展開が好き
全39巻あるんですが、約1/3は「アシュタロス編」です。
その中で見せる横島の成長ぶりは、「ダイの大冒険」のポップに引けを取りません。
この作者の描く絵柄が好きなんですよね。「絶対可憐チルドレン」でさらに昇華していますが・・・語りだすと長くなるので別の機会に。
第2位:げんしけん
- いわゆる「漫研・オタサー」の大学生の恋愛模様を描く
- 2000年代のアニメ・ゲーム・オタクの生態をよく表している
- 全21巻だが1代目と2代目に分かれている
- 1代目はへタレ主人公がヤンデレと結ばれる話
- 2代目はヘタレ先輩がハーレム状態を受け流す話
自分が大学時代に漫画系のサークルに入っていたせいもあって、どストライクな内容に惹かれました。
あー、こんな青春送りたかったなぁ。
男女の心の機微がよく捉えられていて、お互いを思いやる気持ちがよく描かれています。
キャラの造形に目が奪われがちですが、何度読んでも心を鷲掴みにされる、良い漫画だと思います。
第1位:ガンバ!Fly high

- 主人公が中学入学から体操をガンバって、オリンピック出場までを描く
- 元体操選手のメダリストが監修してるだけあってリアルな解説
- 先輩たちがそれぞれの種目のスペシャリストとして成長する
- 少し古い漫画なので現在の採点方式とはちょっと違う
- 登場人物それぞれの人間ドラマや恋愛模様が描かれていて、それが泣ける
- 一度読み出したら止まらない、麻薬のような常習性
はい、第一位はこの漫画でした。
かなり昔に「ガンバリスト!瞬」というタイトルでアニメ化もされました。
特筆すべきは元メダリストが監修した「男子体操」という世界の面白さです。
それまで語られてこなかったジャンルを開拓しただけでも賞賛に値します。
更にライバルや恋敵の登場、複雑な師弟関係、新技の開発や強化合宿の話など、息つく暇も無くドラマが展開します。
鉄棒や跳馬の技名を覚えたり、体操の選手権の中継を見るようになったり、実生活にも影響を及ぼすほど読み倒しました。
実際に内村航平選手をはじめ、多くの体操選手がこの漫画を愛読書としているほどですからね。
この情熱と感動をあなたにも味わって欲しい、ということで第1位とさせていただきました。
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