皆さんいかがお過ごしでしょうか。カリブです。
皆さんの部屋の本棚にはどんな本が並んでいますか?私の部屋には漫画が500冊くらい並んでいます。
これでも結婚前よりかなり減っています。引っ越す前は1500冊以上あり、厳選した結果、残りの1000冊以上は泣く泣く処分してきました。
そんな漫画たちの中には、記憶に残るような面白い漫画もありました。
「なぜ面白かったのか?」を自分なりの見解を交えつつ、その一部をご紹介します。
るろうに剣心
言わずと知れた剣客漫画。これの完全版を全巻持っていましたが、不覚にも古本屋で売ってしまいました…
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
wikipediaより引用
キャラクターの個性や剣技が豊かで、セリフ廻しも印象的な物が多かったですね。
主人公の技よりも、ライバルである斉藤一の技である「牙突(がとつ)」の方が再現性が高く、真似しやすかったですね。
○なぜ面白かったのか?
- 史実を交えたストーリーで幕末〜明治オタクを取り込んだ
- キャラの造形と、剣技の名前と魅せ方にオリジナリティがあった
- ジャンプ漫画らしい「友情・努力・勝利」をうまくカバーしていた
- 広げた風呂敷を上手く畳み、ハッピーエンドで終わっている
史上最強の弟子ケンイチ
こちらは週刊少年サンデーで連載されていた格闘漫画です。
いじめられっ子の主人公・白浜兼一が女性武術家・風林寺美羽と出会い、信念を貫くための強さを手に入れるために様々な武術を極めた達人が共同生活をしている道場・梁山泊に入門し、数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語。本作で登場する多種多様な武術は、ほとんどが実在のものであるという特徴がある。
wikipediaより引用
こちらは全61巻とボリュームが多く、読み出したら止まらない系の漫画ですね。
クセがあるが病みつきになる独特の絵柄、週刊連載とは思えない原稿の書込み量が、他の漫画とは一線を画していました。
○なぜ面白かったのか?
- 主人公の成長過程が詳しく描かれている
- 達人と呼ばれる師匠キャラ達のバケモノぶりが見ていて気持ちいい
- 女性キャラに対する作者のサービスシーン提供が凄く多い
- 実在する武術をモチーフにしているため現実味を感じる
瀬戸の花嫁
こちらは「ガンガンWING」で月刊連載されていた漫画です。
瀬戸内の祖母の実家に遊びに行った満潮家の一人息子・永澄は、海水浴中に溺れた所を人魚の少女・瀬戸燦に助けられたのだが、人魚にはある掟があった。それは「身内以外の人間に人魚の姿を見られた場合、どちらかが死ぬ、または人魚の正体を知った人間が人魚の身内となる」というもの。そこで、身内になることを選択した永澄と燦は結婚する事になる。しかし、二人の結婚に反対する燦の父であり瀬戸内魚類連合「瀬戸内組」の組長・豪三郎や燦の護衛である巻き貝の巻は、永澄を抹殺せんと様々な攻撃を仕掛けてくる。
wikipediaより引用
作者がギャグ漫画出身だったこともあり、シリアスな内容よりもギャグが多かった印象でした。
アニメ化もされており、そのクオリティの高さから根強いファンが多いのも特徴です。
○なぜ面白かったのか?
- ギャグ場面での表現が独特で突き抜けている
- キャラの表情にバリエーションがありすぎる
- 一話中でのギャグとシリアスの振れ幅が激しい
- とにかくアニメの出来が良すぎた
アリョーシャ!
こちらも一部で熱心なファンのいる、近藤るるる先生の作品。
同じ作者の「たかまれ!タカマル」や「天からトルテ!」も捨てがたいですが、この漫画が一番好きでした。
東欧の国からやってきた美少女留学生・アリョーシャの正体は暗殺者。しかし突然「暗殺者」としての使命を強制的に終了させられてしまい、知らない国・日本で「ただの女子高生」になってしまう。周囲の人物とも打ち解けるようになり徐々に「普通の暮らし」に染まっていく彼女であったが、暗殺者であるその存在を快く思わない人々によってこれまでとは逆に命を狙われるようになってしまう。
wikipediaより引用
まず、この作者の女性キャラの作画が可愛いらしいですね。上手くデフォルメしつつも、メリハリのある絵で読みやすいです。
元暗殺者という境遇の主人公のため無表情なことが多いんですが、スイーツを食べてる時の呆け顔とのギャップが楽しいです。
可愛らしい絵柄とは対照的に、戦闘シーンやシリアスな展開も多く、物語の後半はアクション映画を見ているかのようでした。
○なぜ面白かったのか?
- キャラクターの可愛らしさ
- 中身はアクション&シリアス展開
- 読みやすい絵柄
- 全5巻と読みやすい長さ
謎の彼女X
こちらは「月刊アフタヌーン」で連載されていた作品ですね。
唾液で感情を伝達する特殊な能力を持ち、「ハサミ」が趣味という変わった高校2年生「謎の彼女X」と主人公の恋愛を描いた学園恋愛漫画。作品のテーマは17歳という微妙な年齢の男女関係の不安定さや、男性から見た女性の情動の不可解さ。タイトルの「X」は、ヒロインが持つハサミの形からも来ている[1]。各話のサブタイトルには全て「謎の」という言葉が含まれている。
wikipediaより引用
高校生の男女の恋愛模様がテーマではあるんですが、タイトルが示すとおり普通ではないんですね。
主人公がヒロインの唾液を舐めることでヒロインの感情が分かるという、少し変わった設定が良かったです。
ヒロイン自体の性格も謎が多く、ストーリーが進むに連れて新たな一面を発見していく楽しさがありました。
この作者も独特の絵柄をしていて、地味な顔なのに可愛いんです。なんて説明すればいいのか分かりませんが、不思議な魅力がありました。
○なぜ面白かったのか?
- 他には無い「唾液」という感情伝達の媒体
- ヒロインの先が読めない反応
- 作品中に漂う妙な懐かしさ
- 独特だが可愛い絵柄で心を掴まれる
王ドロボウJING
最後はこれ。「月刊コミックボンボン」で連載されていました。
本作は“王ドロボウ”であるジンとその相棒キールが、目的のモノを盗むための冒険を描いた物語。「ドロボウの都編」「第七監獄編」といったように、数話ごとに構成される独立した物語の連続となっている。
wikipediaより引用
この作品の主人公である泥棒の少年「ジン」と、その相棒であり喋る黒い鳥「キール」が繰り広げる物語。
少年向け雑誌に掲載されていたとは思えないほど、重厚な世界観と絵画のような絵柄、ハードボイルドなストーリーが特徴でした。
物語ごとに舞台とヒロインが変わり、まるでシリーズ物の映画を見ているかのような感覚です。
洒落たセリフ廻しとスタイリッシュな戦闘シーン、回を追うごとに上がる画力と際立っていくヒロインの美しさ。
全7巻と比較的短いため、一気に読み進めることができます。
○なぜ面白かったのか?
- 高い画力が更に上がっていく
- 大人も楽しめる重厚なストーリー
- ファンタジックな世界観とキャラクター達
- 毎回違うヒロインが楽しめる
最後に
いかがだったでしょうか。今回初めて漫画のレビュー?的なことをやってみました。
ここまで書き進めてきて分かったのは、カリブの好みが
- 独特の絵柄が楽しめる
- ヒロインが可愛い作品
- 一気に読めてしまう内容
だった、ということですね。まぁ同じ人間が選んだ作品なので、ご理解頂けると有り難いです。
次回は、引っ越し時の断捨離で生き残った「選ばれし漫画」達を紹介できればいいな、と思っています。
もしも気になる漫画が一つでもできたなら嬉しいです!
それではまた〜。
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