今朝の「スッキリ!」の中で、ブログで稼ぐ小中学生が紹介されていました。
中学生ブロガーのハヤト氏が紹介されていて、興味を持ったカリブはさっそく彼のブログを覗いてみることにしました。
ブログ開設まもなく一ヶ月となる私は、そこで衝撃を受けました。
「若いのにしっかりしていらっしゃる…!」
そこで感じた、カリブと中学生ブロガーとの違いとは!?
記事のタイトルが興味をそそる!
まず行ってみて驚いたのは、タイトルが簡潔かつ興味をそそられる内容なんですね。
たとえば、
とかですね。
まず【スミ付き括弧】で目を引くじゃないですか。
そしてその中に「中学生でもできる」…つまり簡単にできると示しています。 ※本人が中学生なので更に説得力があります
続いて「ブログ開設から収益化」というワードで、ブログを始めたい人やお金を稼ぎたい人に対して興味を惹きつけることに成功しています。
つまりはどんな目的を持った人に読んでもらいたいか?
記事を読んでもらいたいターゲットを明確にしています。
最後に「徹底解説」と付け加えることで、この記事さえ読めば最後まで分かることを印象付けています。
ここまで「記事の中で何を語るのか」、「誰に読んでもらいたいのか」を簡潔に述べているタイトルをつけなければならないんですね。
カリブの記事タイトルを見返して見ると、受け狙いというか自己満足なタイトルが多く、誰に対して読んでもらいたいのかが分かりにくいですね…
記事の冒頭で結論を言っておく
これも目から鱗が落ちたんですが、記事を開くと目次の前にまず結論から書いてあるんです。
「今回は〇〇について解説していきます」とか、「今回は〇〇するためにやるべきことを△つ紹介します」というように、ゴールを先に提示しているんです。
山に登るときに行程表が無いと不安になるように、料理をする時に完成品の写真があればやる気が出るように、ゴールが提示されていると安心につながるんですよね。
最初に「これだけのことを今から伝えますよ~」、「それ以外のことは語りませんよ~」と伝えておくだけで、訪問者は安心して読み進めることができるわけです。
そしてその記事の内容が冒頭の宣言通りの内容であれば、読者は「腑に落ちた」感を得ることができます。
つまりは最初にゴールを提示し、そこに至る道筋を誠実・丁寧に描けば、爽快な読後感を提供することができるんです。
そうなればきっと読者も満足してそのブログのリピーター率も上がることでしょう。
カリブの記事はどうでしょうか。
冒頭に近況報告が入ったり、結論は最後にしか書いてなかったり、そもそも何について語るか述べていない記事まであったりします。
カテゴリが首尾一貫している
そして次に気がついたのは記事のジャンルが幅広くないことでした。
「ブログ」「ライフ」「ビジネス」「マネー」の4つだけ。
しかもブログに関しては収益化という軸があり、ライフには稼ぐ人の考え方という軸があり、ビジネスには稼ぐための方法論・参考資料という軸があり、マネーにはその名の通りお金にまつわる視点・論点という軸がありました。
つまりは万人受けするであろう「お金を稼ぐ」ことが大きな幹として中心にあり、その方向性によって枝分かれはするものの、根幹は揺らいでいないと感じました。
カリブは記事の内容が雑多すぎる上に、カテゴリ分けも細分化されすぎている感があります…
SNSをうまく利用している
Twitterをフル活用して集客を実現させています。
ハヤト氏のブログを読み進めていくと、ブログ訪問者のほとんどがTwitterからの流入者のようでした。
そもそもTwitterで5000人以上のフォロワーが居るようですが、そこに至るまでの努力は計り知れません。
そこへ「今こういう記事を書こうとしている」とツイートし、興味をひきつけておきます。
そしていざ記事が完成すればまたツイートしてブログ記事へと誘導しているのです。
こうすればWeb上でのキーワード検索から来る人や、友人知人だけでなく、Twitterという不特定多数からの訪問者を募ることができるわけですね。
しかも各記事の最後(厳密に言うとサイトのアンダーバー)には、ハヤト氏のTwitterのタイムラインが表示されるようになっています。
この記事の作者が今、どんなツイートをしているのかが分かるようになっています。
そこで新たな記事の更新予告や「note」という有料コンテンツの紹介、新たな視点の提示といったコマーシャルを兼ねているわけです。
Twitterというソーシャルネットワークサービスを最大限に利用して、ブログ閲覧者の拡大に努めているんですね。
カリブなんてTwitterの使い方すらほぼ知らない状態だし、アンダーバーにタイムラインを表示する方法すら分かっていないですからね。
その差は歴然です。
記事のサムネイルが写真
カリブのブログの記事に付属しているサムネイル画像は、ネット上で拾ってきたものが多いです。
しかも写真だけでなく、イラストや文字のみといった物もあり、まとまりがありません。
その点ハヤト氏のブログでは、そのほとんどに写真が使われています。
サムネイルといえば、その記事の内容を指し示す重要なキャッチ画像だと言えますが…
単純にその記事一つだけ見ればイラストだろうが写真だろうが、内容に沿った物であればOKなわけです。
しかし複数の記事が同時に並んでいたらどうでしょう。
イラスト・文字・写真のミックスだと統一感が損なわれますよね?
一方で写真だけにしておけば、何故かスタイリッシュに見えます。
それどころか、妙な安心感さえ覚えるのです。
そして閲覧してもらうために何が大切かというと、最初の項で述べたようにタイトルなんですね。
興味をそそるタイトルさえ付けていれば、サムネイルはそこまで重要ではないんですね。
それならサムネイルには労力は割かずに、イメージに近い写真を適当に持ってくればいい。
むしろ内容と完全に一致しない写真のほうがタイトルとのギャップを生み、「この写真からこのタイトルが?」「中身が気になる!」という気持ちが芽生えます。
少々考えすぎかもしれませんが、私にはそう感じられました。
カリブの記事サムネイルには統一性が感じられませんからね…
もう今さら替えるのはしんどくて心が折れそうですけど。
まとめ
ここまで読んで頂いてお気づきかとは思いますが、カリブは中学生(この春からは高校生)に完全に敗北していますね。
あちらには2年以上のブログ暦があるとは言え、考え方やツールの使いこなし方までこちらの上を行っています。
一言で言えば「賢い」んですよね。
自分や自分の記事を客観的に見つめることができ、「相手に求められているものは何か?」「自分が発信した情報で相手にどう動いてもらいたいか?」を常に考え、実践していることがうかがえます。
社会人であるカリブが負けてられない・・・!
負けてられないんだけど、大人って急に方向転換することが難しいんですよね。
節目ごとに振り返る機会を作るべきだとは思いますし、自分がこれから伝えていくべき情報をしっかり考えなければいけないと感じました。
このあたりはブログ開設31日目あたりでやろうと思っています。
他人のサイトを使った記事ですみません。
最後までお付き合いありがとうございました!
コメント