三田市内で蕎麦の美味しいお店３選！

はい、急にローカルネタに舵を切ってみました、カリブです。

「関西のシベリア」こと兵庫県三田市。嫁が最近お蕎麦を食べたくなることが多く、車を飛ばして三田市内のの蕎麦屋を何件か巡る機会がありました。

今日はそんな中でリピート確定の美味しいお蕎麦屋さんを３店ご紹介したいと思います。

十割そば処山獲

三田市内の木器（こうづき）にある十割そばのお店です。まずはその佇まいが凄いですね。敷地内ではイノシシやタヌキが飼育されています。「まさか･･･これを食べるのか！？」と思いましたがどうやら違うようです。

このお店は蕎麦以外にも、イノシシや雉、鹿といったジビエ肉の炭火焼も提供しています。各テーブルには囲炉裏があり、網を乗せて炉ばた焼きを楽しむグループもいました。

私のオススメはイノシシのお肉が入った「猪肉そば」です。味噌ベースの暖かいお出汁の中に根菜がたっぷり入っています。もちろん猪の肉がこれでもかと大量に入っています。

豚肉とよく似た風味ですが、煮れば煮るほど柔らかくなるそうです。柔らかな猪肉を噛み締めて、ジューシーな肉汁と味噌の風味、十割蕎麦の力強い蕎麦の香りが織り成すハーモニーが楽しめます。七味唐辛子もバツグンに合います！

食後のデザートには「そばがきぜんざい」がオススメです！そば粉を使ったやわらか～い団子が入ったぜんざいです。

塩昆布が添えられているので、一欠けをスプーンに載せてからいただきます。小豆の甘さと、舌の上でとろけるそばがきの風味、塩昆布の旨みと塩味がぜんざいの甘味を引き立てます。

ロケーションは最高、野性味のある十割そば、他所ではなかなかお目にかかれない猪肉、甘味も押さえて隙の無いお店でした。

三田の市街地から車で２０分ほどかかるので、ご利用は計画的に！

こちらは三田市の市街地にあるお蕎麦屋さんです。古民家をリノベーションした店内はおしゃれな雰囲気です。

ただし、アクセス道路が狭いわりに一方通行では無いので注意が必要です！駐車場も１０台ほど停まりますが地面が砂利なので、雨の日は足元にご注意下さい。

私が注文したのは鴨肉がたっぷり入ったつけ汁が魅力的な「鴨汁そば」です。

この鴨のお肉が驚くほどジューシーで、香ばしくて柔らかいんです。蕎麦ももちろん美味しいのですが、鴨肉のインパクトが大きすぎてお肉のことばかり味わってました（笑）

香ばしく焼かれたネギと白髪ネギ、濃厚なつけ汁、美味すぎる鴨肉が蕎麦と絡み合って極上の旨みが口に広がります。嬉しいのは蕎麦湯が楽しめるように、お猪口に入ったそばつゆも出されるところ。

店内のレトロな雰囲気とも相まって、落ち着いて味に集中できると思いました。夜の部もあるため、駅から少し歩きますがお酒を楽しむのもアリだな、と思いますよ。

このお店も三田の市街地から車で２５分ほど離れています！特筆すべきは三田市内の母子（もうし）で取れた蕎麦粉を使用している所です。しかも店内で石臼で挽き、蕎麦を打ち、茹でている「地産地消」と「三たて」にこだわっているところ。

「３たて」とは、「挽きたて、打ちたて、茹でたて」のこと。メニューも潔く、蕎麦の実全部を挽いて作った「田舎そば」と、実の殻を除いて作った「母子そば」の２種類のみ。これは自信の表れだと思います。

ご覧下さい、この美しさを。薬味にワサビなどありません。そばつゆ以外にはネギと大根おろしのみ。そばの風味を最大限味わうための工夫だと思います。

細長く手打ちされた蕎麦は喉越しも良く、すするたびに香り高い蕎麦の風味が喉から鼻の奥に抜けていきます。

蕎麦の実を殻ごと全て挽いて作った「田舎そば」も、蕎麦らしい風味が力強く感じられます。どうやって茹でたらこんな喉越しになるのか？教えて欲しいほどスルスル食べられます。

箸休めの甘納豆も付いてきて、最後には蕎麦湯も出てきます。最初は「少し高いかな？」と思いましたが、今となっては納得の価格です。

このお店で是非買って帰ってほしいのが。２００円で売っている「そばかりんとう」です。その名前とは裏腹に塩味ですが、香ばしさと塩味のバランスが秀逸！

食べ始めると本当に止まらなくなります。２袋買ってもいいくらいですね。最近はこれを買うために行っている気がします。

三田市内にはまだまだ蕎麦屋がたくさんありますが、今のところのオススメ３店は以上になります。

新しいお店を巡って、オススメしたい蕎麦屋が増えればまたご紹介したいと思います。

関西で「他にもこんな美味しいお蕎麦やがあるよー」という情報があれば教えてください。夫婦で向かってジャッジします！

ローカルなネタですみませんでした。それではまた！